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■ 加害者に見られる傾向
これまでにも述べましたが、「DV」は年齢、教育レベル、職業、性格などには全く関係なく起きている問題です。
ここでは必ずしもという訳ではありませんが「DV」の加害者に見られるいくつかの傾向を挙げていきたいと思います。
基本的には「女性の人権を認めていない男性」「女性を男性と平等にみることが出来ない男性」が、この「DV加害者」になっていく傾向があります。

@ 性的役割を決め付けている(性差別主義者である)
A 外の顔と内の顔がある(二重人格である)
B 自分に対して自信がなく、神経過敏である
C 嫉妬深く、支配欲 独占欲が強い
D 自己中心的である
E 相手に対して理想を抱いている
F 性行為で自分の力を示そうとする
DV加害者の多くは、妻(女性)の人格を認めておらず、「女のくせに」「妻のくせに」という考え方が当然だと思っています。妻(女性)には決定権などはなく、家にいるのが当たり前、夫(男性)に従うのも当然の事だと思っています。
多くのDV加害者は外では紳士的であり、信望の厚い人物だったりします。周囲の人間は勿論「家でも良い父親だ」と思っています。しかし家の中では態度が急変し「弱い」者には強く高圧的な人格が現れます。公的生活において無理をしていると私的生活の中でコントロールがきかなくなってきます。このような場合、妻(女性)が「DV」を訴えても、自分にだけに振るわれている暴力なので他人がそれを窺い知ることは難しく、被害者は孤立無援の戦いを強いられる事になることが多いです。
DV加害者の多くは、表面的には違っていても、実際は自分に自信がなく受容力も小さい為、常に余裕がなくどうでも良い事ですぐにイライラし、感情が爆発します。さらに傷つきやすいという特徴もあり、自分を傷付ける言葉・行動には敏感で、それを言われたり・されたりすると感情がコントロールできなくなります。
DV加害者の多くは、妻(女性)が自分以外の人間と接触する事を非常に嫌がります。携帯電話を細かくチェックしては「誰と何を話していたのか?」 また外出した際には「誰と、どのような用事で会っていたのか?」などを執拗に問いただしてきます。ひどい時には電話や外出することすら許さないこともあります。それがエスカレートしていくと、身体的・精神的暴力につながりDV加害者の支配欲・独占欲をどんどん増大させていくのです。常に暴力を振るわれているDV被害者にとってそれ(DV加害者による嫉妬など)は、その人なりの愛情だと勘違いしてしまいがちです。が、DV加害者の嫉妬深さ、支配・独占欲の強さというものは、あなたに対する愛情とは全く別のものと考えておいた方が良いでしょう。
DV加害者特有の理論により、「自分が暴力を振るっていることは正しい事で、自分を怒らせる相手が悪い」と思い込んでいることがよくあります。 「自分は何をやっても許される、しかし、相手が同じ事をしたらそれは許さない」という考え方が普通になっているのです。
誰でも自分のパートナーにはある程度の理想というものを持っていると思います。しかしDV加害者の場合は、その理想を妻(女性)に対して強引に押しつけます。妻(女性)がそれを拒んだりすると自分への愛情がないと判断し、許せなくなるのです。
DV加害者の多くは、自分が望む性行為を相手に求め、それに従う事が、相手からの愛情だと思っています。その時に、相手が自分の支配下にあるということを確認しているのです。黙って従う相手であるほど、安心感が生まれてきます。逆に性行為を拒否した場合には暴力を振るわれるケースが多くあります。DV加害者にとっては拒絶される事自体考えられない事であり、有り得ないのです。ですからそこから生まれる暴力行為についても勿論、悪いとは思っていません。
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